55 MIKATA
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MIKATA
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小川倫弘さん
神経病理研究所・技官 - 職歴20年
40才
仕事:研究所運営、ブレインバンク管理・運営

認知症は、まだまだ未知の領域。
ブレインバンクは、その解明と、
長寿医学の発展に貢献したい

専門学校を出て、福祉村長寿医学研究所に勤め20年になりました。仕事の内容は、ドクターの研究補助、研究所の機器のメンテナンス、在庫管理などです。

亡くなられた患者さんの病理解剖をした際に、脳の半分を病理診断に使うのですが、残りの半分を検体として凍結保存させていただき、国内の研究者が使うことができるブレインバンクの管理運営も行っています。

認知症という病は、まだまだ解明できていないことも多く、その早期発見、進行を遅らせる、あるいは、回復に向けた新薬開発など様々な努力がなされています。私が取り組んでいるのは基礎研究の分野なので、直接特効薬の開発とか、劇的な治療法の発見などはありませんが、ここでの研究の成果が、認知症の改善に活かされるようなことがあればいいな、と思っています。

うれしかったこと、やりがいとは?
“私たちの研究が将来、患者様にフィードバックされればという思いがあり、それがやりがいにつながっています。”

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