MIKATA
051
白井有喜子さん
グループホーム管理者・計画作成担当者 - 職歴6年
58才
仕事:施設全体の管理業務、介護保険関係業務(介護保険更新手続き、ケアプラン作成など)
在宅での介護が理想だと信じ、訪問介護は天職だと思い、続けてきた私にとって、10年前にグループホームへの異動になったときはショックでした。実をいうとすぐに辞めるつもりでいました。
実際に認知症の利用者さんに対してみるとすごく普通なんです。グループホームという形態も、ご本人も落ち着くことができる空間で、決して可哀想な場所ではありません。私自身が先入観を抱いていたのですね。
外部の方も参加できるイベントも数多く開催しています。あるイベントなどは、ご近所のお子さんを含め最大70名以上の参加があり、賑やかに開催しています。また、そうしたイベントの様子をホームページで公開しているのですが、遠隔のご家族もそれを見て安心されているようです。
<うれしかったこと、やりがいとは?>
“仕事を通じて、いろいろな方との出会いが楽しい。福祉について時代に遅れないよう考えることがやりがいです。”
私自身が抱えていた、
認知症への先入観を壊してくれたのは、
認知症を患っている高齢者との触れ合いでした