55 MIKATA
55人のMIKATA
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MIKATA
006
久米 聡さん
心理療法士 - 職歴1年
30才
仕事:心理カウンセリング、心理検査など、心理療法の実施。

人間にとって、
喜怒哀楽の感情は大切です。
こころに寄り添い、整えてあげたい

認知症における心理療法士の仕事とは、起こった出来事ではなく、患者さんの喜怒哀楽の深層を推し量ること。

自分や家族はどうなってしまうのだろう? 認知症の患者様は、そんな不安を日常的に感じておられます。そんな方が突然怒り出したり、喧嘩になったりするのは、何かのきっかけがあります。聞けば、人に言われた何気ない一言が気に障ったらしい。さらに何度もお話を聞いていくうちに、その言葉が、幼少期の辛い記憶につながっていて、こころが乱れてしまったということがわかりました。もちろん、うれしい気持ちや楽しい記憶につながる言葉もあります。

そんなことを看護師さんや介護士さんにも説明して、その方の性格や気持ちをみんなで共有できるように心がけています。

あなたが大切にしていることは?
“喜怒哀楽の感情に寄り添うこと。”

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